校長挨拶
校長 駒 井 信 和
北海道札幌東豊高等学校のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
本校は、昭和58年4月、札幌市の発展と高校進学率の上昇と相まって、地域の方々の大きな期待を担って、ここ茜さす豊畑のよき地に生徒数450名で開校し、今年で開校43年目となります。平成2年度には、最大で11間口、全学級数32学級となりましたが、全国的な生徒数減により、平成14年度からは8間口、平成31年6間口、令和4年より3間口となり、各学年3クラス、全校生徒234名となっております。
本校は「豊かな心をもち、活力に満ちた人間」を学校目標として取り組んでおり、校訓である「自ら汗を流して道を拓く」のもと、社会に多くの有為な担い手を輩出しております。
本校は普通科の高校ですが、学習においては個に応じた目標を設定し、生徒に合わせた学習システムを採用しています。生活においては「当たり前のことを当たり前に」として基本的な生活習慣の確立や集団生活における協調性や他を思いやる心の育成に努めています。進路においては「進路決定100%」として地域と連携したキャリア教育を推進し、計画的・組織的な進路相談・面談を実施しています。
部活動においては、3間口の学校の割には体育系7部活動、文化系7部活動、外局3局、合計17と多くの活動がなされています。特に、全国的には数が少ないレスリング部が本校にあり、毎年、全国大会へ出場し活躍しています。また、昨年は野球部が連合チームでありながら春季大会・夏季大会でともに2勝し、夏季大会では2度全校応援を行いました。代表決定戦での全校応援では、敗れはしましたが全校生徒が最後まで全力で応援する姿に大きな感動を受けました。そして、選手・全校生徒にとって仲間の団結と最高の思い出となりました。
本校が目指す学校像は、「生徒を伸ばし育てる学校」「協働体制が確立した学校」「信頼される学校」であり、そのために、教職員は個々の生徒に寄り添い粘り強く道先案内に取り組み、全生徒が主体的に向上心を持ち自ら律することができる生徒になれるように情熱を注いでおります。
本校は以前のような全校生徒が千人規模の学校から、1/3の300人弱の学校となりましたが、先生と生徒の距離が近づきアットホームなど規模が小さくなったことによる強みを活かし、個に応じた充実した教育活動を実践して参ります。そして、地元の生徒が本校へ入学したいと思える魅力ある学校づくりに励んで参ります。そのために、地域の皆様からの多くのご指導並びにご助言・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
終わりに、生徒や保護者の皆さんが「この学校でよかった」と思えるように、教職員が一丸となって全力で取り組んで参ります。今年度もこれまで同様、それ以上に地域を始め保護者の皆様の温かいご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年4月10日